‟気になる”を調べてみました

肌ケア豆知識

Chapter 2
「クレンジング」について調べてみました。

③ TPOに合わせて。クレンジングの選び方

クレンジングにも様々なタイプがあり、洗浄力も違えば使い方も違います。毎日使うクレンジング。それぞれの特徴をしっかり理解して、落とす汚れにマッチしたものを選びましょう。

まず、クレンジングって何でできてるか、ご存知ですか?

大きく分けると、①油②界面活性剤③水④その他訴求成分でできています。

前回お話したとおり、油汚れは油で落とすのが一番手っ取り早く刺激も少ない。そこに、界面活性剤を入れて汚れをより落としやすくしたり、水となじみやすくしています。また、使用感を変えるために水を加えて乳化させて、水系の汚れも落ちやすくしていたり、保湿成分を入れたりと、様々な工夫で使いやすくしているわけです。

おおまかに4つの成分の組み合わせ次第で、質感の異なるクレンジングができあがります。もちろん、これらがどのクレンジングにも絶対入っている、というわけではなく、最近はオイルフリーのものや界面活性剤フリーのものも増えてきてますよね。

オイルクレンジング、ジェルクレンジングなど、いろんな種類があって、どれを使ったらいいか悩んでいる方は多いはず!かくいう私もそうでした。

そこで、代表的なクレンジングのタイプをチェックしていきましょう!

オイルタイプ

主にオイルが成分のほとんどを占めています。使用後は水で洗い流すタイプが多いですよね。油系成分とのなじみが良いので、化粧品に含まれる成分をしっかりと落としてくれます。

リキッドタイプ

主に水や水溶性の成分を使用しています。使い心地が軽くて洗い上がりはサッパリ。コットンに含ませて拭き取ることでメークや汚れを落とすので、さっぱり感は強いですが、擦ることでお肌に物理的な刺激を与えてしまうことがあります。

クリームタイプ

油と水を乳化させて、硬さを出したものです。硬い油が主なので保湿性が良く、こってりした使い心地が特徴。洗い流すタイプと拭き取るタイプがあります。

ミルク(乳液)タイプ

クリームをさらに緩くして乳液状にしたものです。さらっとした使い心地で、使用後にしっとり感のあるものが多いですよね。しっかりメークや、水に強い日焼け止めを落とすのはあまり得意ではありません。

ジェルタイプ

水性ジェルから油性ジェルまで、ひとくちにジェルといってもいろんな種類があります。さっぱりした使い心地でベタつきの少ないものが多いですが、洗い上がりにしっとり感が足りないと感じることがあるかもしれません。

シートタイプ

もともとコットンや不織布にクレンジングが含まれているものです。ウォータープルーフのアイメークを落とすとき、水がつかえないとき、携帯にとても便利。ただ、リキッドタイプ同様、肌に刺激を与えてしまうことがあります。

代表的なクレンジングを挙げてみました。ほかにも種類はあるのですが、みなさんはどのタイプを使っていますか?

ウォータープルーフの化粧品を使った時はオイルタイプ。日焼け止めを使っていない、濃いメークではない時はリキッドやミルクタイプ。肌が乾燥しがちな時はクリームタイプ。など、落としたいものや肌の状態に合わせて使い分けるのが理想ですよね。

日常使いのクレンジングと、スポーツの後のクレンジングでは、使っている化粧品や汚れの強さが違います。シーンに合ったクレンジングを選びたいですね!

特にスポーツする時は落ちにくい化粧品や日焼け止めを使うことが多いので、これらをしっかりと落とせるクレンジングを選び、そしてそれを正しく使うことが大切です。

ちなみに私は、スポーツをする日にはオイルクレンジングでしっかり汚れを落とし、普段はあまり濃いメークをしないのでオイルフリーのジェルタイプを使ってますよ!

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