本日は日本一長いランニング大会「川の道フットレース」でお馴染みのNPO法人スポーツエイドジャパン代表の舘山誠さんにスポーツとライフスタイルについてインタビューしました。

一戸:スポーツエイドジャパンの大会はとても人気だとお聞きしています。その中でも日本一長い大会は特に人気なんですよね?

舘山:一番人気があるのが今年で26回目の奥武蔵ウルトラマラソンで、日本一長い「川の道フットレース(以下;川の道)」は参加希望者が多くて抽選なんです 一戸:枠は何人ですか?

舘山:200人なんですが、フルとハーフがあってフルは太平洋から日本海でハーフは長野県小諸から。フルの514kmに出たい人がたくさんいて抽選なので、ハーフに参加しないとフルへのエントリーはできないようにしています。こんなに多くなってビックリしてます。第1回大会は私も走ったんですけど4人しかいなくて(笑)

一戸:(笑)

舘山:走れない人が出てきてしまったので、その人たちのために本州縦断をやるんです。実はもう1つ「川の道」を走れない人のために裏の大会を準備してます。それはもっと長くて580km(笑)。そうすれば出たい人が出られるようになる。申し訳ないじゃないですか、せっかく走りたいのに走れないなんて。こっちが抽選で選ぶのもしたくないし

 一戸:さらに負担が増えるじゃないですか?

 舘山:いろんな方法があるから、この少ない人数でどうやってやるかを考えるのは楽しいですよ(笑)。楽しみにしててください(笑)

原点は鶴岡100kmマラソン

一戸:今では数多くの大会を開催するまでになっていますが、元々は山をされていたんですよね。まずはランニングを始めたきっかけは何ですか?舘山:元々持久走は得意だったし山もずっとやってたので、40歳になった記念に地元の大会にどのくらい走れるかと思って出ました一戸:体力には自信があった舘山:それなりに。なので手始めに地元の5kmの大会に出てみました。そうしたらめちゃくちゃきつくて

一戸:5kmはきついですよね

舘山:走り方も分かっていなかったし、でも21分ちょうどで走れた

一戸:速いですね

舘山::まあまあでしょ(笑)

一戸:はい

舘山:でも苦しくて気持ち悪くて、もう絶対にやめようってその時は思ったんだけど、その後の達成感が良くて、5km走れたんだから次はもっと長いのを走ろうって少しずつ延ばして、これならフルマラソンも走れると思ってフルマラソンを走って・・・一戸:その年にフルマラソン走ってるんですよね舘山:フルマラソンも3時間半を切れて

一戸:速っ!

舘山:3時間29分くらいでギリギリだったんだけど。じゃあもっと長いのをやってみようって100km走ったんです。

一戸:次の年にはウルトラマラソンを走ったんですよねぇ

舘山:秋田100kmを10時間半くらいで走れたので・・・

一戸:速いですね(笑)

舘山:速いでしょ(笑)。その次の年には日本で一番古い100kmマラソンの鶴岡100kmマラソンに近所のランナーに誘われて出たんだけど、そこで感銘を受けて・・・

一戸:何に?

舘山:それまでは他の選手を意識して記録を目指して走るのがランニング大会だと思ってたんだけど、この大会は違って本当に走ることを楽しむんです。ランナーもスタッフもみんな仲間で垣根が一切なく一緒に楽しんでる。10km周回に4か所エイドがあっていろんなものが出る。まさにうちの大会と同じで走ってるとお粥が出たりそうめんが出たり、名前を呼んですごく応援してくれる。みんないい人で初めてでもすごい歓迎してくれるから、すぐ仲良くなれる。私の大会でもそのようなことをとても大事にしてるのは、この大会から学んでお手本にしているからなんです。

一戸:それで大会をやろうって思ったんですか?

舘山:関東からもたくさんの人が参加してて、こっち(埼玉)でこの人たちと一緒に走りたいと思ったんです。近くでできれば参加しやすいし、ここには奥武蔵グリーンラインがある。アップダウンが続いて厳しいコースだけど、きつければきついほど達成感も違うじゃないですか。だから、ここを走ってもらいたいと思って奥武蔵ウルトラマラソンを立ち上げました。原点は鶴岡100kmマラソンです。

一戸:鶴岡に出て次の年には開催してるんですよね

舘山:やろうと思ったらすぐにやらないと気が済まない

二人:(笑)

一戸:1年間でよく開催できましたね

舘山:100人だし仲間だけだから。この仕事をする前は医療の世界にいて、事務局長として学会活動をしていました。学会は学術的な発表をする場なんだけど、観光を兼ねてて事務局長が企画するんです。開催できたのは、そのノウハウがそのまま使えたからです。

一戸:イベントを運営する経験があったから、それを応用して1年後には奥武蔵ウルトラマラソンを開催した

舘山:なんだ、同じじゃんって(笑)

一戸:大変じゃなかったですか?

舘山:規模はそんなに大きくなかったし、役所関係との調整は慣れていたので

一戸:すんなり使用許可も取れた

舘山:そうです。ビックリするくらい(笑)

一戸:(笑)

舘山:だからすごくラッキーだったかなぁ。それで開催したらみんなから「楽しかった」、「素晴らしかった、また来年もやってね、出るから」って言葉をもらえたんです。みんなが喜んでくれるってすごく嬉しいことなんだなってそのとき気づいて、感動したんです

一戸:それで完全にハマっちゃったんですね

舘山:次の年に所沢航空公園で8時間耐久レースを始めたんです。これはオクム(奥武蔵ウルトラマラソン)の練習会で、暑さや長時間走行に慣れるために始めたんです。初めは練習会だったけど今は戸田彩湖に場所を移してもう25回になります。その次の年に雁坂峠越え秩父往還142km走を立ち上げたり、『カモシカマラソン』と言ってウルトラマラソンのコースに山を入れたり

一戸:ロードの大会のコースに山を入れるってことですか?

舘山:そう、それがすごく良くて厳しいんですよ。当時はトレランなんてなかったけど、ずっと山をやってきたから、そんなこともやってみた

一戸:その当時、トレラン大会はほとんど存在しなかった?

舘山:あるんだけどトレランという言葉が普及していなかった。今年で16回になる伊豆ヶ岳クイーンズトレランは、当時スーパークロスカントリーって言ってた(笑)。トレランって言葉がなかったから山がらみのウルトラマラソンは『カモシカマラソン』って名前にしてた。山で長時間、長距離を昼夜問わず歩くことをカモシカ山行って言うんです。カモシカ山行とウルトラマラソンを掛け合わせた大会なので「カモシカマラソン」って名前にしました

一戸:大会やっちゃおうって思ってから今や年間25大会

舘山:最初はオクムだけを仲間内でやろうって始めたのが、次の年には練習会を立ち上げて、次に山の大会を始めて、いろんな人が来てくれるようになって大会を増やしていったんです。もちろん勤務しながらやっていたので結構大変でした

一戸:お仕事しながら週末の大会を準備して

舘山:二足の草鞋でした。大変でしたけど喜んでくれるのは自分の喜びでもあるから、あっ!ここでやったら楽しそうだなとか思ったらすぐにやりたくなっちゃうんです

一戸:その時はご自身も走られてたんですか?

舘山:ガンガン走ってましたよ

一戸:走りながらいろんなコースを発見して

舘山:そうですね。でも自分が走りたいところで大会をやるって感じですかね。それで平成15年5月15日にこのNPO法人を立ち上げたんだけど、もう趣味の延長じゃないよね(笑)

一戸:少なくとも月に1回は大会があるんですよね

舘山:さすがにこれは無理だな、もう仕事を辞めるしかない

一戸:どっちを辞めるか悩まなかったんですか?

舘山:悩まない(笑)

一戸:えーっ!(笑)

舘山:ただ家庭を持ってるし収入のこともあるから、そこでちょっと悩みました。でもまあ何とかなるかなと思って仕事を辞める前にNPO法人を立ち上げて辞めました。家族はもちろん大反対です

一戸:(笑)

舘山:妻からもかなり言われました(笑)

一戸:(笑)どうやって説得したんですか?

舘山:大会を手伝ってくれてた息子が説得してくれました

一戸:価値があることだと分かってくれてたんですね

舘山:そうですね。オクムを開催して人生狂ってしまったということかな(笑)。仕事を捨てて家族からもいろいろと言われて(笑)。でも自分の中では多くの人が喜んでくれているんだから大正解。自分の体と頭が動けばいつまでもできるし生涯現役と思ってます。死ぬ前の日までこの仕事ができればいいなと

一戸:ずっと大会をやるんですね

舘山:不治の病を持ってるし

一戸:そうなんですか?

舘山:新しい大会を作りたい病

二人:(笑)

舘山:これは治らないですよ

一戸:それは大変な病気ですね

舘山:まだ夢半ばなんですよ

一戸:どうやって新しい大会を思いつくんですか?

舘山:小学校1年まで体がとても弱かったんです。外で遊ぶこともできず、母親の夢は私が他の子と同じように外で遊ぶこと、遊んで汚れた服を洗うことだったんです。そんな状態だったので、母親がもらってきた地図帳を家でずっと見ていたんです。

一戸:地図を見てこんなところへ行ったらどうだろうとか考えていた

舘山:そう、外へは行かれないので地図を見ながら旅をしていた。あと岩木山を見て体を丈夫にして絶対に登るんだ!って思っていたので、山への憧れを今でも持っています。山と地図を見てずっと旅をしていたから地図が頭に入っていて、ここはどうだろうって思うとすぐに頭の中でつながるんです。「川の道」もつながりました

一戸:こうつながるから日本海へ出られるなぁとか

舘山:そうそう。小さい頃のことって忘れないじゃないですか。体が弱くて良かったです

一戸:お母さんもビックリですね。こんな仕事をするなんて思ってもみなかったでしょうしね。人生何が起こるか分かりませんね

舘山:体が弱くてホントに良かったですね

二人:(笑)

一戸:体が弱くなかったら、今の大会はなかったかもしれないんですよね(笑)。今も準備している大会はあるんですか?

舘山:あります。来年の「川の道」の裏の大会。6月の新しい大会「日光千人同心街道四十里ジャーニーラン」は日光千人同心という役人が日光東照宮の火の晩に行くために使った道で史実の追体験でやるんです。途中から例幣使街道に合流するんだけど、今度は例幣使街道でやろう。京都の御所から日光東照宮まで580km(笑)

一戸:ストーリーがありますね

舘山:それも大事にしているんです。あとは歴史とか。そういうのがあった方がいいじゃないですか。例幣使がたどった道筋は、京都から東海道、草津から中山道で高崎へ、そこから佐野へ新たに作った例幣使街道、あとは6月の新しい大会と一緒なんだけど佐野から日光壬生街道、日光街道を通って日光東照宮へ580km。600kmでやりたかったんだけど足りなかったのがちょっと残念。「川の道」が1ステージで世界一長いレースだったんだけど、韓国に600kmくらいのレースができて世界一じゃなくなったんです。なので、世界で一番長いレースがあった方がいい(笑)

一戸:距離は延ばせないんですか?

舘山:日光からロマンチック街道があるんです。長野県の上田までだったかな。それを使って佐久まで行って「川の道」のコースを使えばもっと長くなるし、今市から会津までは京都守護職だった会津藩が使った会津西街道があります。それをつなげばすごい距離になるし、ストーリー性もあります。そんなことを考えてるんだけど、そのあとは会津から奥州街道や松前街道を使って北海道までと、いくらでも延ばせます。だから、まだまだ夢半ば

参加者が喜んでくれることが報酬

一戸:参加している方はどんな方なんですか?

舘山:ハマっちゃった、みんな舘山ファンクラブの人たちですよ

二人:(笑)

舘山:みんなスゴイですよ。世界選手権に出ている人からスパルタスロンを完走している人。とにかく日本で一番長いレースをやってるから化け物みたいな人がいっぱいいますよ(笑)一戸:でもみなさんお仕事しながら趣味で走ってらっしゃるんですよね舘山:そうです一戸:参加されている方の中にも舘山さんに出会って人生が変わった方が多くいそうですよね

舘山:そうですね(笑)。いいことをしているのか?罪なことをしているのか(笑)

一戸:みんな幸せになっているのであればいいんじゃないですか(笑)

舘山:(笑)

一戸:職員の方は何人いるんですか?

舘山:4月から正職員になる者を入れて5人です。みんな男。

一戸:みんな元々は参加されていた・・・

舘山:元々はお客さんです。副代表の柳澤はプロのイラストレーターでパンフレットとかを作っています。彼はランナーズにページを持っていて取材に来てハマってしまった。

一戸:なんでそんなにハマっちゃうんですかね?

舘山:なんでですかね。他にはない大会をやってるからかな。それが一番大きいと思う

一戸:フレンドリーさだったりコースのユニークさだったり

舘山:あとはエイドステーションが充実している

一戸:そんなにスゴイんですか?

舘山:半端じゃないですよ!8時間耐久レースはみんな食べに来てる

二人:(笑)

舘山:走らないでエイドにずっといる人もいるし、ケガしてて走れないんだけどゼッケンをつけてずっとエイドにいる(笑)。いろんなものが出てくるし、タイムサービスもある。これでもかって出しますよ。カレーとかシチューとかそうめんとか冷やし中華も

一戸:それって準備するんですよね

舘山:かき氷もあるよ、夏だから

一戸:(笑)スゴイですねぇ

舘山:考えられるものはすべて出します

一戸:安い参加費で

舘山:だからみんな心配してくれるんです

一戸:どうやって実現するんですか?

舘山:経費をかけなければいいだけです。食べ物ってそんなに高くないです。一番かかるのは人件費。うちは人が少なくてもできる形でやる。周回コースならエイドは1か所でいい

一戸:そこで次から次へといろんなものが出てくる

舘山:そうそう。スタッフも少なくていいじゃないですか。スタッフはみんなお客さんだから体力があってフル稼働してくれる。舘山は人使いが荒いって有名なんです(笑)

一戸:(笑)

舘山:でもみんな楽しんでやってる。自分がランナーの時は楽しませてもらってるから、スタッフの時はランナーに目いっぱい楽しんでもらう。そしてみんなからありがとうって言ってもらえる。人件費があまりかかってないから、安い参加費でたくさん出せるし利益も出せる。利益が出ないと法人運営できませんから。家賃や私も含めてみんなの給料を払わないといけない。生活できないと大会もできない。うちは参加費を上げて収入を増やすのではなくて、いかに経費を下げるかを一生懸命考えてる。

一戸:そうなんですね

舘山:「こんなに参加費が安くていいんですか?」、「もっと上げればいいじゃないですか、いい大会なんだから高くても来ますよ」って言われることがあるんだけど、その時は「それは違いますよ、あなたは経済的に余裕があるんでしょうけど、あなたのような方ばかりじゃない。経済的に苦労されている方、社会的に弱い立場の方にも楽しんでもらうためにやってるんです。」とお答えします。でも消費税が上がる分だけ100円か200円ですが参加費を上げさせてもらいます。生活できるだけの収入があればいい、それよりも嬉しいのは参加者が喜んでくれること。それが何よりの報酬、お金じゃないでしょ。

一戸:スポーツって楽しむが語源だけど、経済的に余裕がないとできなくなってきていますよね。

舘山:ただ安いだけじゃダメ、安かろう悪かろうでは。安くても質のいい大会、精神は無私利他。大会運営の方針は良品安価。安くていいものならみんな喜んでくれますよね。安くていいものを手にしたときってすごくハッピーになる。うちの大会はそういう気持ちになってもらうために安くていい大会を作っていく。実際にみんながそんな気持ちになってくれていると思います

スポーツを通じて社会貢献したい

一戸:舘山さんから見て参加されている方、スタッフで来てくれている方々の日常にスポーツのあるライフスタイルをどう感じますか?

舘山:健康で若くいられるし、いつまでもトキメキを感じられる。スポーツをやってる人はいい人が多いよね。大会でいろんなところへも行くから人生の楽しみが多いと思う。我々はこれで生活していてスポーツが人生そのものだし、すごい幸せだと思っています。仕事はすごく忙しいけど、好きなことで忙しいのはすごく幸せなこと。全然嫌だと思わないし、大会の日にすごい早起きするのも苦じゃない、むしろワクワクしてる。うちの職員は1~2月は大会がないからゆっくりできていいだろうって思うんだけど、つまんないって言う(笑)。大会の時にいろんな人と接することが楽しい。これを仕事としているから趣味で走っている人とは違うけど、喜びが大きいですよね

一戸:まだ夢半ばですけど、人生をかけてこれだけはしたいということはありますか?

舘山:昔、スポーツエイドという国際的な大会があったんです。その時はアフリカでスゴイ飢饉があってスポーツの力で助けようと世界中のアスリートが集まって大会をやったんです。うちもスポーツエイドっていうのはスポーツを通じて社会貢献したい、社会的に弱い立場の人にも楽しんでもらう活動をする。本拠地は埼玉県だけど、日本全国で活動をしていきたい。だからスポーツエイドジャパン。津軽や山梨、新潟でもやってます一戸:スポーツエイドジャパンの大会はどんな企業団体でも関われるわけじゃないとお聞きしたのですが、アグレッシブデザインが関わらせてもらえた理由は何ですか?舘山:企業でありながら社会貢献を通じてビジネスを展開している。それでうちの大会にぜひ来てもらいたいと思いました。社長さんの話を聞いて感動したし、企業とNPO法人でも目指している方向はあまり違わないし、いいものを作っている

人が喜ぶことを直接感じたい

一戸:4月から職員になる方に舘山さんにハマった理由を聞かせてもらってもよろしいですか?

舘山:少しお待ちください

濱田:濱田です。よろしくお願いします

一戸:なぜ舘山さんにハマったんですか?

濱田:元々人と接するのが好きで百貨店の仕事を選んだのですが、時代の流れで対面販売が減っていって、いろんな変化がある中でジレンマを感じてたんです。そんな中、異動で週末が休みになったんです。健康診断の結果がメタボで走り出して、スポーツエイドジャパンの大会に参加してマラソンにハマっていき、走ってお世話になった分、ボランティアで恩返しをしようと手伝い始めてどんどんハマっていきました(笑)。それは舘山さんの考え方に共感したし、お客さんが喜んでくれるのが嬉しかったんです。ちょうど50歳になって改めて人が喜んでくれることを直接感じられることが生きがいだと感じて、このタイミングしかないかなと

舘山:もう仕事を辞めてきたって言われたら断れなくて

一同:(笑)

舘山:辞めてまでうちに来たいという気持ちは嬉しかったけど

一戸:数ある大会主催者の中でも舘山さんだったんですね

濱田:そうですね。他にもお手伝いさせてもらっている団体さんもあるけど代表(舘山さん)の思いは感じていましたし、年間休日の60日は手伝ってましたから(笑)

一戸:ほぼ休みは手伝い(笑)

濱田:そうですね

舘山:皆勤賞ですよ(笑)

濱田:いくつになっても新しいことにチャレンジする、新しい大会を考える代表の夢の実現のお手伝いをする

舘山:私が元気なうちに学びたいと

濱田:誰かが舘山イズムを引き継いでいかないといけないので

一戸:引き継ぐんですね

濱田:任せてもらえるかはこれからですけど(笑)

舘山:生涯現役で続けたいんですけど、それはこれからの人が嫌がるでしょうから(笑)。いい頃合いを見つけます

一戸:ありがとうございました

参加者もスタッフも一緒に楽しみながらスポーツを通じて社会貢献する精神は無私利他。みんなの喜ぶ顔を見るために新たな大会を企画し続ける。それが舘山誠流のLifestyle with Sports

Profile - 舘山 誠

NPO法人スポーツエイド・ジャパン代表理事
日本一長いランニング大会「川の道フットレース」をはじめ、ロード、トレイルを問わず年間25大会を開催し、スポーツを通じて社会貢献活動を行っている。

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